なんでも「法律」作ればいいってもんじゃなくね?

最近、もやっとしたニュースが多いです。スカッとするニュースは大谷さんくらいです。

さて、最近何でも法律作って「仕事しました」みたいな政治家がやたらと目に付きます。最近に限った話でもないし、そもそも政治家って法案出すのが仕事ですが(笑)

ここ最近で目立った法案としては、LGBT(Q)があります。理由は「日本は諸外国と比べてLGBTの理解が遅れている。」といういつものやつ。外国と比べて低い賃金は本気で上げる気はないようですが、こういうところだけは頑張る気マンマンのようです。

この間、最高裁の判決で、従業員のトランス男性が女子トイレを使えないのは違法である的な裁判で勝訴したらしいですが、この判決が意味することは、極端な話、「私、心は乙女なの」と言えば、全ての日本男児が女子トイレに入ることが許されるということです。盗撮用の小型カメラの設置・回収のハードルもぐんと低くなります。もはや女性の人権はありません。外国ではそういったことが問題となり、LGBTの問題について見直されている国も少なくないのですが、本質を考えず「とりあえず文句言われないために何かやっとこう」精神の日本の政治家さんたちは、全く悪気もなく法案を通してしまいました。しかも中途半端な形で。相変わらずお粗末です(笑)

また、ネットの誹謗中傷にしても「法律を作って取り締まる」という動きが出てきています。これについては諸説ありますが、自分は反対派です。ネットの誹謗中傷はなくなってほしいと願いつつも反対です。理由は・・・

1、一部の心無い人間のために大多数の健全な国民が不利益を被りかねない

2、誹謗中傷の加害者も、いじめ、パワハラ、悪化した夫婦関係、経済難などで「満たされていない理由」があり、そういった人へのアプローチのほうが重要。

3、法律で規制するのはあくまで最終手段。体罰による恐怖で子どもを押さえつけるのと同レベル。

4、人はやさしさでしか救えない(意味深)。

このあたりです。人間は自分の行動を正論で否定されてしまうと、その場ではやめますが、響きません。別の方法で同じようなことをしたり、別の形で残り続けることになります。そうではなく、「白い絵の具で何度も塗りつぶす」ような方法が最も効果的です。

たとえば、「〇〇、しね」という誹謗中傷をネットに書き込んだ人がいるとします。その人を法律によって捕まえたとします。刑期を終えた後、その人はどう思うでしょうか。「もう悪い書き込みはしないぞ!これからは清く正しく生きるんだ!」と素直に改心できるとは思えません。良質な環境にいれば可能かもしれませんが、刑務所から出た人間に対する風当たりの強さが心を蝕み、結局別の形で負のエネルギーが放出されるだけです。そうではなく、「〇〇のこういうところがクソ。調子に乗りやがって。もっとおれ好みの動画だせるように頑張れ」みたいな文面にしたらどうでしょうか。ツンデレですが、不満を口にしつつ受け取った相手もそこまでダメージを受けません。なんか愛があります。コメントするときにジョークを入れたり、フォローを入れたりするだけで全く違います。こういうことをテレビなどで取り上げ、引き算ではなく足し算の考え方を模索していくような啓発活動があってもいいと思います。あれはダメこれもダメと何でもかんでもがんじがらめにして息苦しくなっている今の日本で、これ以上引き算の考え方を推し進めることは良い傾向とは思えません。

人間の本質は変えられない。ただし、方向性を変えることによってアウトプットを変えることはできる。何でもかんでも法律でお手軽に規制するのではなく、もっと別の方法を模索したほうが、社会全体の幸福度は上がっていくんですけど難しいんでしょうね。

【ペン太のコメント】

「ブログ更新頻度落ちてるぞサボんな。楽しみにしてるからはよ書けカス」とか言われたら悪い気はしないし、むしろモチベーションが上がるまであるよなぁ。

多趣味なのに、それらがことごとく実生活でほとんど役立っていないという事実に気づいてしまったペンギン♂
一部の人にしか刺さらないニッチな情報や雑感を「B型目線」で書いてます♪

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