こんにちは、ペン太です。道端でひっくり返っていたセミを助けました。セミは7年間も土の中にいるため、親の顔も知らず、教育らしい教育も受けずにたった一人で生きることを余儀なくされ、1~2週間で死んでしまいます。そんなセミさんを助けないわけにはいきませんよね。
さて、どうやらウパ坊が観戦しています。様子を除いてみましょう。
ウパ坊「さて、今日はペン太師匠の麻雀を観戦するぞー!牌譜は・・・これにしよう・・・」
※以下ウパ坊のひとりごとです。
ペン太師匠は超面前守備型手役派の変則手多めの打ち方・・・。真似できないからあんまり参考にはならないけど観戦すると面白いから見ちゃうんだよね。
さて、東一局から解説していきます!
おおっ!いきなり変態リーチ!パッと見てチートイじゃないし、どう見ても染め手に見えます。字牌シャボの可能性はあるけど、このトイツ落としでまさかピンズのシャボ待ちには見えません。一発ツモで三暗刻ウラ1のハネ満に仕上げます。相変わらず待ちがいやらしいです(笑)
★東2局
親の仕掛けと子のリーチが入っています。ペン太師匠は7s切りを選択。対面はドラ4s先切りなので7sはおそらく通るし、親の仕掛けは4sにラグなしなので横伸びで4-7sが当たるなら2900か5800までなので押したのかな・・・?
リーチの本線2pを掴んで打4s。対面はドラ4s先切りだから5-8sよりも6-9sのほうが怖い。下家の仕掛けは6p→9mの順で手出し(安牌を持つ余裕がある形)なので、6p切りの時点で、自分の手でぽっかり抜けている5pか8pがアンコで確定している可能性がある。そしてその5pのスジは対面のリーチ者も欲しがっている・・・となれば2-5p、5-8p、6-9sの3スジがリーチ者に対しては最も危険度が高いスジって読んでるんでしょう。親の仕掛けは7sが通った以上、3-6sと中が本命で、トイトイなら5p8p5sあたりも危険です。2-5pを使い切ったら勝負する構えですね。結果は親がトイトイの満貫をツモあがりました。
★東2局 親連荘中
超面前型と言えど、さすがにここはポンテン取ります。サンマは面前リーチが強すぎるから安易な鳴きは機会損失になりやすい・・・とのことでしたが、ポンテン3面待ちで親をキックしないのは明らかに損と見ての判断ですね。結果は親がさらに連荘しました。
★東2局 まだまだ親が続きます
ここで打4s。明らかに6sのほうが危険なのですが、ドラ7s引きを限界まで見ます。
リーチを受けてドラ7sを引き入れた10巡目。リーチ者は8s→7sの切りなので、普通は6-9sは薄い(7788からなら7から切るため)のですが、ドラが7sの場合は6-9sは危険です。そして4578sの形なら45sを落とすので3sはやや通りやすい牌ではありますが、無スジには変わりないので怖いところ(一応457788sから87落としのパターンなんかはある)。ただし、こちらはリーチドラ5の良形跳満確定なので勝負するには十分な手です。ノータイムでぶん曲げ!
キター!!!バイオマンツモです!!!6sをギリギリまでキープしたのが活きました。このへんの細かい牌の残し方がペン太師匠らしいですね。
★東3局 親
ダブ東トイツ落とし。ダブ東とタンピンの比較ですが、役も良形も確定しているタンピンに軍配が上がります。
対面のリーチで4000オールをツモれなくなりましたが、きっちり2600オールをツモってギリギリ飛ばさず、次局に希望を繋げます。
★東3局 1本場
跳満ツモ条件。ドラはターツか頭で使いたいので8s。8pツモのタンピン変化やドラ7s引きなら確定跳ツモのルートが見えます。
結果は対面が跳満をあがります。あと少しで条件達成テンパイでしたが、展開としてはこの横移動も悪くありません。
★南1局
この親を蹴れば2着以上がほぼ確定します。絶対に蹴りたいし、絶対に放銃したくない局面です。序盤、ペン太師匠は親に危険なピンズをガンガンかぶせます。
2段目に入ると今度は東のアンコ落としで受けに回ります。
粘りに粘ってメンホンチートイテンパイで9pプッシュ!統計的にピンズで一番通りそうなのがこの9p。4~8pなら行かないかもしれません。(2p最終手出しの場合は一番遠い9pが牌理的には最も安全)結果は2人テンパイで流局でしたが、序盤のピンズ飛ばし、中盤の回し打ち、終盤の読みが見て取れるグッドな粘りでした。
★南1局 1本場
テンパイで打4p。親の現物待ちの1pタンキに受けます。6p引きなら最高の5面待ちのテンパイが組めます。
結果は2600の出あがり。リーチして5200確定の3面待ちをダマにするあたり、ペン太師匠らしいですね(笑)あくまでもこの局のテーマは親流しなので、上家に頑張ってもらうための配慮も欠かしません。
★オーラス 親
上家の満貫ツモ耐え。なのでドラ發第一打を皮切りに、序盤から役牌をガンガン飛ばします。
対面からの跳直はアウトなのでもうソウズは一枚も行けません。上家はチャンタかチートイか四暗刻の捨て牌です。一応役なしテンパイを取ります。
結果は流局トップ。対面はしっかりツモトリプルを仕上げています。さすが三鳳の猛者はおそろしい・・・!
★まとめ
ペン太「ウパ坊どうだった?」
ウパ坊「見ごたえのある一戦でした~。状況に応じた細かい手順とか読みが伝わってきました~」
ペン太「そうか!じゃあ今から山に行ってカブトムシ、探しに行こう!」
ウパ坊「え!?なんで急にかぶとむし・・・・」
【ペン太のコメント】
カブトムシ飼いたい・・・
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